マルゼン ワルサーP99FS スペシャルフォース ガスガン レビュー

マルゼン ワルサーP99FS ガスガン
ブローバックしないけど本格的!? マルゼン ワルサーP99FS スペシャルフォース 固定スライドガスガンの紹介をしたいと思います。

マルゼン ワルサー P99FS(フィクスド・スライド)はスライドが動かない(ブローバックしない)ガスガンです。ガスブローバックガンと比べて作動ギミックが限定されるものの構造がシンプルでコスト面で優れ、ガス消費量が少ないなどのメリットがあります。

マルゼン P99FS パッケージ
レッドカラーが基調となるパッケージです。パッケージ上と横にシールが貼られています。
トップのシールには商品名、イラスト、スペック、会社住所など様々な情報が詰まっていますね。

マルゼン P99FSもガスブロばりにバリエーションが多いのですが、記憶では2016年頃に久しぶりに再販されたスタンダード、その後にサイレンサー付きモデル、コンバージョンキットモデル、今回紹介するスペシャルフォースモデルが登場しました。

マルゼン P99FS パッケージ
付属品は本体、マガジン、サプレッサー(サイレンサー)、アンダーレイルマウント、マウントリング、フラッシュライト、CR123Aバッテリー、ガス抜き棒、BB弾、説明書、補足説明書2枚です。


マルゼン P99FS ガスガン
P99FSは同社のガスブロと同様にブラックのグラスファイバー樹脂製のフレームと深みのあるダークグレイカラーのつや消し塗装仕上げスライドの組み合わせの質感が良くポリマーフレームのP99が表現されていると思います。
ワルサー公認ライセンスを取得しているので、ワルサーバナーやその他の刻印もリアルものが入ります。

マルゼン P99FS ガスガン
スライド右面にワルサーのライセンスに云々とJASG、マルゼン刻印とエジェクションポート
下にトイガン用シリアルナンバー刻印があります。

P99FSの特徴として固定スライド、外装式ハンマーが無い構造なので実銃とは異なり発射はダブルアクションのみとなっています。
ダミーパーツなどもありますが、左右から操作できるレバー式マガジンキャッチやトリガーセフティ機能はブローバックモデルと同じです。

マルゼン P99FS ガスガン
ダブルカラム(複列)マガジンを使用するP99ですが、ダブルカラムマガジンを使用してるとは思えないぐらい握りやすく設計されたグリップです。
しかも、グリップ後部のバックストラップは交換可能です。射手の手の大きさに合わせてサイズが異なるオプションのバックストラップと交換することができます。

マルゼン P99FS ガスガン
アウターバレルは金属製。アウターバレル内側にサプレッサー取付用の内ネジ切りが施されています。
11mm仕様のネジ切りで付属するサプレッサーを装着できます。

インナーバレルは真ちゅう製です。

マルゼン P99FS ガスガン
デコッキングボタンやスライドストップはダミーですが、金属製の別パーツです。
金属パーツの黒染めの仕上げがちょっと粗いのが気になります。

フロント/リアサイトは別パーツでホワイトドット樹脂入りです。
リアサイトの右にあるマイナスネジを精密ドライバーで回すことで左右に調節できます。

マルゼン P99FS ガスガン
スライドカバーに銃がコッキング状態かを射手に知らせるコッキングインジケーターピン(先端をレッドカラーに塗っているパーツ)があります。
トリガーに連動してこのインジケーターピンが前後するギミックが再現されています。

フレーム後端の「001007」刻印はシリアルナンバーです。ナンバーに"007"を入れているのは映画『007』シリーズへのオマージュなのかもしれませんね🎬

マルゼン P99FS ガスガン
スライド上のエジェクションポートカバー後ろに小さなマイナスネジがあります。
このネジはホップアップ調整用のもので精密ドライバーなどで回して弾道を調整を行います。

マルゼン P99FS ガスガン
トリガー上にあるテイクダウンラッチは、実銃とは異なるセフティ機構です。
ラッチを右側から押し込むと迫り出ます。こうなるとトリガーがロックされて引けなくなります。
ロック解除はラッチ押し込むことで解除できます。

マルゼン P99FS スペシャルフォース
付属するサプレッサー、アンダーレイルマウント、マウントリング、フラッシュライトのアクセサリーパーツを全部付けたスペシャルフォース形態にトランスフォームしてみました。
専用サプレッサーは装着した時のスタイルも良く、サイティングの邪魔になることもありません。

マルゼン P99FS スペシャルフォース
◎サプレッサーはウレタンスポンジ吸音材入りでガスブロ用オプションやセット品と同じもののようですが、ロゴが無いシンプルなデザインに変更されています。アルミ製で全長135mm、直径25mm、重量50gとスマートで軽量なサプレッサーです。

◎フラッシュライトは「フォース2 ミニスーパー」という0.5W出力の小型LEDライトで、明るさは35lmあるそうです。
サイズは全長65mm、直径20mmで丈夫なアルミを採用しており小型、軽量(マウントと電池込みで56g)のライトになります。
付属するリチウムバッテリー(CR123A)を使用し、ライト後ろのキャップを外して電池を入れます。
電源のON/OFFはライト本体前方のヘッド(スイッチ)を回して切り替えます。

◎マウントリングはフォース2 ミニスーパーに合わせたサイズのものでライトは六角穴ネジで締め付け固定する方式になります。
20mmレイルに対応していてリング横のロックを下げながらレイルをスライドさせて好きな位置でロックを離し「カチッ」とロックされると装着完了です。もちろんP99以外にも使うことができます。

◎アンダーレイルマウントは以前に別記事にて紹介をしていますがP99独自規格レイルをピカティニ規格に変換するアダプターです。左右に分かれるアダプターパーツを本体レイルに挟んでネジとナットを締め付けて固定する方式で、フラッシュライト(マウントリング)を装着する為に使用します。

P99FSマガジン.jpg
P99FS専用のマガジンでブローバックモデルと互換性はありません。
ガスタンク兼ねていてマガジン底のガス注入口からガスを入れます。
マガジンにもワルサーバナー刻印などがあります。
BB弾はマガジン前面から見えるフォロアーを押し下げてリップからBB弾を込めます。
装弾数は27発です。

別売のスペアマガジン(税別2,980円)もありますが、マガジンの生産数?流通?が少ないのか本体はあってもスペアマガジンはショップでも殆ど見かけません。再販されたら是非とも確保したいアイテムですね。

マルゼン_P99FS_分解.jpg
スライドとフレームの分解は少し面倒です。
まずフレームのセフティ前にあるピンとフレームグリップ後ろにあるピンの2本を3mmピンポンチで抜きます。
この際にフレームグリップのピンはローレットピンになっていてフレーム左側からポンチを叩くようにして下さい。
ピンを抜いた後にフロント側を少し持ち上げ、フレーム後端の溝からスライドを抜くように前に引き抜くと分解できます。

マルゼン P99FS 分解
スライド側は撮ったのにフレーム側の写真を撮り忘れました(^^;
スライドの内側マズル付近にダイキャスト生地のマズルベースパーツがあります。

マルゼン P99FS 分解
唯一フレーム側を撮ったのはローラー付きのトリガーバーです。
このトリガーバーのお陰でダブルアクションのトリガーでもスムーズな動きを実現しているのかも。

組み戻す際は、まずスライド内のインナーバレルを支えているダイキャストパーツをエジェクションポート
側にある凹凸に合わせます。合わせたら今度はインナーバレル(チャンバー)をマズルベース側に押し込みます。
スライドの黒いキャストパーツのストライカーパーツ(突起パーツ)とフレームのトリガーバーにあるローラーをストライカーパーツ前より奥に入れます。
後は分解する時と逆の手順でスライドとフレームを組み合わせてトリガーが問題なく動けば組み立て完了です。
※スライドとフレームを組む際にトリガーバーのローラーやフレームのダミースライドストップが外れやすく注意が必要です。

トリガーはダブルアクションオンリーなのでストロークが長いです。
対抗馬?の東京マルイ 固定スライドガスガンのMK23と比べるとダブルアクションでのトリガープルは重さはあるもののスムーズな動きでMk23よりも連射はしやすいと思います。トリガーセフティも付いているのですが違和感もなく(云われないと気付かないぐらい)フィーリングも良いです。

ただ、補足説明書も記載してあったのですがトリガーを引き切らずに途中で戻してしまうと給弾不良(2重給弾)を起こしてしまうことがあります。給弾不良を起こしてマガジンが外れなくなってしまった場合、上記で紹介したスライドとフレームの分解作業が必要です。

マルゼン P99FS スペシャルフォース
ブローバックモデルに比べて作動音や発射音が抑えられているのでサプレッサーとの相性が良いです。
「パンッ」という甲高い発射音がサプレッサーの効果で「ボフッ」と籠った音に変化しているように聞こえます。
デジタル騒音計で測ってみるとサプレッサーが無いと約91.1dBA、サプレッサー付きで85.3dBAと数値も下がっています。

初速は0.2gBB弾10発の平均は約65m/s(0.41J)という結果になりました。ガスガンにしては少し低い数値ですが冬場に室温17℃の部屋にて計測しているので暖かい時期だと初速の平均数値も上がると思います。
1秒ぐらいの間隔を開けて1発ずつ撃ってみましたが1回のガスチャージでマガジン内の27発撃ち切ることができました。

マルゼン P99FS スペシャルフォース
マルゼンのワルサーP99FSはオフィシャルライセンスモデルということで細部まで拘った形状や刻印はブローバックと同じものです。
可動ギミックを比べるとP99FSは幾つか省略されて少ないですが、分解せずにドライバーで調整できる可変ホップ機能やシンプルな操作性は固定スライドモデルならではのものです。
また、スペシャルフォースパッケージには簡単なネジ式で着脱可能な静粛効果も体感できるサプレッサー、小型で軽量なフラッシュライトと専用マウントが付属する豪華でお買い得なパッケージになっています。


定価 15,800 円(税別)
全長 310 mm(サイレンサー込み)
重量 796 g(本体、全アクセサリー、バッテリー込み)


【関連リンク】
マルゼン P99 ガスブロ
マルゼン P99コンパクト SF ガスブロ
マルゼン PPK/s ムービープロップ

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