ハドソン: ジェリコ 941 SV(ガスブロ) レビュー

ジェリコ 941画像
ハドソン製のガスブローバックガン「ジェリコ 941」シルバーの紹介です。
ハドソンことハドソン産業は元々、メッキ加工などを行っていた会社らしいのですが、1960年代にモデルガン製造を開始し、製品ラインアップの中にはAK-47、Vz 61、マッドマックスショットガンなど目新しいモデルもあったそうです。
その後、1980年代にエアソフトガン製造にも取り組み、マッドマックスショットガンやグリースガンに精密射撃用のプリシーダーなどが登場。
また、マルゼンの“アドバンスシュートシステム”を採用したガスブローバックガンのTT-33、ジェリコ941などを製品化していましたが、2009年をもってモデルガン・エアソフトガン部門を廃業してしまいました。

今回、紹介するのは2010年にヒョンな事から手に入れられたガスブロのジェリコ941のシルバーモデルです。新品なんですが、「マガジンからガス漏れの不具合あり」として売られていました。
店員さんに聞くと「メーカも廃業してしまっているので交換や修理対応ももう出来ない。在庫も残り1個で、新品は今後、入荷しないでしょうね。」と一押しされて買ってしまったものです。もちろんガス漏れしている事も承知して決めたものですよ。その為、実射性能についてはここで詳しく紹介出来ません。
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こちらがパッケージです。シンプルなデザインで、銃のイラストやスペック情報も小さくサイドにしか書いてありません。万人向けというよりも玄人受けが良さそうな感じ。
パッケージトップの左下に書かれているBVS:BUTTERFLY VALVE SYSTEM (バタフライバルブシステム)」とはハドソン独自に開発したガスルート機構を採用しています。

付属品はトイガン本体、取説、少量のBB弾と一般的な内容です。
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ハドソンがモデルアップしたジェリコ941は、イスラエルのIMI社(現:IWI)によって開発されたセミオートマチックピストルです。
イタリアのタンフェリオ社が開発したTA90の技術を元に開発されたモデルでバレルやマガジンなどを交換することで9mmパラベラム弾だけでなく.41Action Express弾(.41AE弾)などが使用可能になる事からモデル名に941(=9mmと.41AE)と付けられているそうです。
作動方式は現用のピストルとしてはポピュラーなシングル・ダブルアクションのショートリコイル方式を採用しています。
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ジェリコを開発する際に技術提供を受けたTA90はチェコのCz75を元にしているので、ある意味ではジェリコとCz75は親戚みたいなものですよね。ついでに9㎜ダブルカラムピストルの大御所ハイパワーさんも呼んできて揃って撮影してみました。
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トイガンの方ですが、シルバーメッキが綺麗です。シルバーメッキの質感が上手く金属感を再現しています。トリガー、ハンマー、スライドストップ、マガジンキャッチなどは金属製のシルバーフィニッシュになっています。流石に元々メッキ屋さんだっただけありますね。
スライドやフレームのパーティングラインは目立たぬように処理加工がされています。

エジェクションポートのチャンバーカバー横に「.41AE」という刻印があるので.41AE弾モデルを再現しているようです。
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スライドにあるセフティレバーは可動しレバーを下げるとセフティが掛かります。この時、ハンマーコックだとコック&ロックが出来ます。
実際のジェリコ941のバリエーションにはコック&ロックモデルとデッコキングモデルなど幾つかのバリエーションがあるそうです。

フロント・リアサイトは金属製別パーツで3ドットタイプになっています。
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ホールドオープンした姿も華麗ですよね。スライドがフレームに包まれるような構造で、スライドとフレームが重なっているのも、TA90やCz75のデザインと同様ですね。

映画とかドラマに結構な数で登場しているはずなのにジェリコ941をモデルアップしているのはハドソンだけなんですよね。
私の思い当たる作品だとロボコップ3、ビバリーヒルズコップ3、暴走特急、TAXi、トゥームレイダー2、ダイハード4.0、ランボー (コンパクトモデル)、24、RONIN(コンパクトモデル)、ウォンテッドなどなどの作品で登場しています。※一部作品を追記致しました。
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グリップパネルはプラスチック製でIMIのロゴ入りのものが装着されています。
.41AE弾で12発、9㎜パラで16発入るマガジンを装備するモデルですが、比較的に握りやすいグリップだと思いました。
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台形型のスライドデザインは特徴的でアメリカなどでは、同じIMI社製品に似ていることから「ベビーイーグル」とも呼ばれることがあるそうです。

私の手に入れた個体ではフレームの先端に僅かに処理残りのパーティングラインを発見(^_^;)
更にライフリングの再現されているアウターバレル外側の上下にもバッチリ、パーティングラインがありました。流石にアウターバレルのパーティングラインはメッキで目立ってしまうので処理してくれれば良かったですね。
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マガジンを外し、スライド・フレームの後部にある円形の小さなマーキングに合わせてスライドを少し引いた後にスライドストップを外すとフィールドストリッピング(通常分解)が出来ます。
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チャンバー裏側にホップアップ調整用のダイヤルがあります。
実射をしていないので、その実射性能は未知数・・・。
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悪の元凶、ガス漏れするマガジンの放出バルブ。ガスを入れると、とても勢い良く放出バルブよりガスが「ブシュー」と漏れます。
ちなみにBB弾の装弾数は24発。
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ハドソンは、他社がモデルアップをしていないジェリコ941をガスブローバックガンとして開発・製品化してくれました。SVモデルは、そのバリエーションの1つですが綺麗なシルバーメッキが銃を惹きたていて良い意味で軍用銃らしさを感じさせません。
実銃が持つ独特な形状、パーツ、操作性を再現しているのもモデルガンメーカーらしいものだと思いました。
マガジンのガス漏れにより実射については省略しましたが、やはり新品の状態でガス漏れなどの不具合が起きてしまうのはガスガンとして惜しい所ですね(^_^;)


定価:21500円(税別) 全長:207㎜ 重量:約767g

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