クラウン:コルト パイソン (ガスリボルバー) レビュー

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クラウンモデルのガスリボルバー、コルトパイソンを紹介します。
このパイソンは何時だったのか記憶が定かではありませんが、赤羽にあるフロンティアのイベント“ホワイトホール”にて購入したものです。ホワイトホールというイベントではトイガン本体や関連パーツが店頭の価格から2~4割ほど安い特価で販売されていたり、豪華な景品が名物のくじ引きなどが名物なローカルなショップイベントですね。
大体でマルイ、マルゼン、KSC、タナカ辺りのメーカー商品が販売されるのですが、その時には珍しくクラウンのガスリボルバー数種類が販売されていたんですよね。「これは珍しい!」と思い、会場内で店員さんに許可をもらってパッケージから本体を出して持たせてもらい見てみると、想像以上に良い出来だったので想定外の購入したのは覚えています(^^)
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購入したパイソンは、シティーハンターの主人公も愛用している4インチバレルモデルを選びました。自分の好みとサイズ的にも丁度良いのが、4インチモデルですね。この4インチモデルの他にも6インチ/8インチモデルがクラウンよりガスリボルバーとしてモデルアップされています。

パイソン本体には、つや消しの塗装がされていて質感は良好です。パイソンの特徴でバレル上面に設けられたベンチレーテッドリブと呼ばれるバレルの冷却効果を高めるための加工や、元々はエジェクターロッドのカバーだったものをバレルの先端まで延長することでウエイトの役割も兼ねたエジェクターロッドシュラウド(舌を噛みそう)とフルレングスアンダーラグも再現されています。
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バレル下のエジェクターロッドシュラウドからフレームトリガーガードまでのパーティングラインは綺麗に処理されていています。モデルやメーカーによっては外側は処理していてもラインが内側に残っていることもあるトリガーガードですが、こちらも綺麗に処理されています。また、バリやゲート処理痕なども外側からは確認できず非常に好感が持てますね。
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エアーリボルバーのパイソンですと2.5インチモデルを除けばラバーグリップを再現(実際はラバーではなくプラ)したものでしたが、ガスリボルバーのグリップは特殊ラミネート加工が施された半つや仕上げのウッド風グリップが装着されています。プラ製ですが木目が上手く再現されていると思います。跳ね馬のメダリオンもちゃんと付いていますね。
ラバータイプのグリップの握り心地はオートマチックピストルに近い感じがして、あれはあれで良かったのですが、対してウッドタイプグリップはリボルバー独特の握り心地で、ずっとオートを愛用している自分としては、新鮮で面白いですよ。
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グリップ内には動作機構の他にガスタンクが配置されていて、ガスをグリップ底より注入します。正確には数えていませんが1回のガスを適量まで注入すれば30発以上は射撃できます。ガスブローバックガンと違い1発の射撃に使うガスの消費量も少なく燃費も良いです。また季節の影響をガスガンは受けやすいとされていますがガスブロに比べて、リボルバーや固定スライドガスガンは使用できる機会が高いと思います。
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これまでクラウンのガスリボルバーは構造上、ハンマーが完全にダウンしておらず少し浮いている(隙間が空いてしまっています)状態でしたが、パイソンではこの辺りが改善されてちゃんとハンマーがダウンしています。
画像の比較用に並んでいるのは同じくクラウンのM19です(画像右側)。

トリガーアクションはシングル/ダブルアクションで射撃の操作が可能となります。
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ハンマーを起こすと隙間から中のガスルート(ガスパイプ)が少しだけ覗けます。
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トリガー上部横に設置されているのは、実銃には無いトイガンオリジナルのセフティです。このセフティはハンマーが起きていないときのみ操作できセフティをグリップ側にスライドさせるとセフティオンとなります。
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シリンダーの後方にあるラッチ(サムピース)をハンマー側に引くとシリンダーロックが外れます。ロックを解除させればシリンダーをスイングアウトさせることができます。シリンダーにはガスリボルバー専用カートを装填して使用します。若干ですが、エジェクターロッドも可動するので排莢アクションも楽しめますね。スイングインさせるときは丁寧に戻してください。クレーン(ヨーク)など大部分のパーツがプラ製なので荒っぽく扱うと破損してしまう可能性と、ちゃんとシリンダーが戻っていないと動作不良を起こす場合が有るからです。
ちなみにシリンダーの装弾数は6発で回転は方向は実銃と同じ右回りとなります。
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リボルバーの醍醐味のカートリッジです。カートの後部には「.357MAGNUM CROWN」の刻印があります。カートは真ちゅう製でカート後部よりBB弾を1発ずつプチプチ詰めて使用します。
パイソンカートは一見、M19/M586/M686用と似ていますけど微妙に形状が違うため互換性が無く共有しての使用は出来ません。予備のカートは6発セットで1200円と比較的安価で売られています。
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リアサイトはマイナスドライバーを使えば左右上下に調節することが可能です。
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フロントサイトにはオレンジカラーの別製パーツが装着されていて狙った時も視認しやすいです。
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銃口にはライフリングの再現がされていますね。銃口から約1㎝ほど奥まったところに真ちゅう製のインナーバレルが見えます。
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バレル右側面に「CROWN AIR SOFT GUN」という刻印が入ります。
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初速は0.2gBB弾で12発計測しました。平均、約58.6m/s(約0.34J)となりました。この結果は思っていたよりも初速が低かったですね。以前に、このブログでも紹介したガスM19だと平均で70m/s台だったものなので(^_^;)
ガスガンにとって厳しい時期でもあるので、時期を改めて暖かい時にもう一度計測したいですね。

グルーピング(集弾性)は、室内約5mの距離で0.2gBB弾を6発シングルアクションで射撃した結果108㎜となりました。精密な射撃には向いていませんがカート式リボルバーとしてはまずまずの結果だと思います。
固定ホップアップシステムも搭載しているので、30m程の飛距離は出るでしょうね。
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よくよく考えてみるとカート式ガスリボルバーのコルト パイソンは今の所、このクラウンモデルのしかないんですよね。パイソンは他にもマルイやタナカからも発売されていますが、カート式ではなく、どちらもオリジナルのカートレス機構になっていたり(カスタムパーツを組み込んだ場合などは除きます)、カート式リボルバーのラインアップが充実しているマルシンでも.44マグナム仕様のアナコンダはあっても.357マグナムを使うパイソンは製品化されていません。そのような意味でもリボルバーの醍醐味であるカートリッジを使ったアクションが楽しめる、クラウン パイソンは貴重な存在になるんですよね。
そして、定価も1万円を切る価格に設定されているガスリボルバーにも関わらずパーティングラインなどの処理もされていて外観にも気を使っていることが分かります。実射性能では他のガスハンドガンに及ばない点などもあるかもしれませんがパフォーマンスも良く入門用やコレクションにもオススメできるトイガンです。


定価:9500円(税別) 全長:約230㎜ 重量:約562g(カート込) 台湾製

※2012/11/13追記:トリガー、ハンマー、エジェクターロッドなどは金属製となります。




2012/11/22:記事でのバレルについて説明を一部修正しました。

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