トイスター:ワルサー P38 (エアコキ) レビュー

トイスターP38
韓国のメーカー、トイスター製ワルサーP38エアコッキングガンの紹介です。トイスターといえば、このブログでもAK-74M16A2G26と何度か紹介しているメーカーです。

実銃のワルサーP38は、1930年代にドイツのワルサー社で開発されたダブルアクション機構搭載した拳銃で、第二次世界大戦中にドイツ軍に制式採用されています。また、現在の米軍採用拳銃のM9は、このP38のメカニズムを参考にしているようです。日本ではアニメ「ルパン三世」の主人公“ルパン”も愛用していてとても有名ですね。

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こちらがパッケージとなります。非常にシンプルなデザインのボール紙パッケージで、「NEW P-38」と書かれています。詳しくは知りませんが、リニューアルモデルかなにか何でしょうかね? 中にはP38本体、BB弾、クリーニングロッドがセットになっています。取説は付属しませんでしたが、簡単な操作方法がパッケージ内に書いてあります。ちなみに18歳以上用モデルとなります。
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パッケージ裏側には、トイスターのエアコキハンドガンのラインアップの一部が紹介されています。G26やトカレフは、国内で既に販売されていますが、P22やコルト コマンダーらしきものも有るそうで気になりますね。

これまで韓国メーカーの物は珍しいモデルがラインアップされていたり、中華製の物と比べてみると比較的出来も良くて、国内メーカーよりも安い物が多いのが特徴です。が、エアコキP38は既に国内メーカーの東京マルイからも発売されていて、更に値段もマルイのエアコキとそれ程変わりません(購入価格は2200円)。
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という訳で、国内メーカーのP38、2機種とトイスターのP38を並べて比べてみました。画像左側からマルゼン製、トイスター製、マルイ製となります。
マルゼンのP38はGBBですが、トイスターとマルイのP38はエアコキです。どのモデルも1/1スケールでグリップにランヤードリングを装備していることから軍用のミリタリーモデルというのが分かります。
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エアコキ同士のトイスターとマルイのP38を比べてみました。比べてみると、まずグリップの色が、トイスターでは黒(画像では灯りの関係で灰色のように見えますが実際は黒です)となりますが、マルイの物は、茶色となっています。全体の仕上げもトイスターは、スライドとバレルが、半つやで塗装されているのに対してマルイはピカピカのつや仕上げとなっています。トイスターでは、細かなパーツ類(トリガー、ハンマー、マガジンキャッチ、スライドストップ、テイクダウンレバー、ランヤードリング等)は金属製で出来ているのは嬉しいですね。
両方のモデルをよ~く見比べてみるとスライド後部のセフティより後ろの長さが異なっています。トイスターよりもマルイのものが少し長めになっています。また、グリップのビーバーテイル付近のラインも微妙に違います。雑誌やインターネットでの実銃の写真と比べてみたところ、トイスターの方が実銃に近いかと結論を出しました。
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さて、トイスターのP38ですが、ボディ全般はプラ製となっています。スライド、バレルパーツは一体成型で出来ていますが、フレームはモナカ構造となりグリップはフレームと一体型となります。訂正です。グリップはフレームと分割仕様です。所々にランナーの切り離した跡が残っていたりします。スライド、バレルパーツには、半つやの塗装がされています。
スライド、フレームには、「P.38」や「ac 43」やシリアルナンバーの刻印が入ります。ちなみに「ac 43」とは、ワルサー社1943年製という意味があります。この頃のミリタリーモデルには“Walther”(ワルサー)社の刻印は実銃でも入れられていません。
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ハンマーは可動式で動きます。ただ、残念なのが実銃ではダブルアクション機構なのに対してトイスターは、シングルアクション機構になってしまっていることです。また、ハンマーをコックしてもトリガーの位置(ストローク)は変わりません。
スライド後部にあるセフティは一体型で動きません。その代わりスライドストップがセフティとなり、スライドストップを下げるとセフティがかかりトリガーが引けなくなります。
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本体右側には、レバー類の配置がされていないのでさっぱりした雰囲気となります。
トリガーの上にある金属製のトリガーバーは、トリガーを引くと連動して動きます。
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フレームは、モナカ構造なのでトリガーガードの付け根上部に固定用のネジが見えます。トリガーガードの付け根上部には、更に「cal. 6㎜ BB」、「Energy < 0.5J」という刻印があります。これはトイガンオリジナルのもので使用するBB弾やパワーに関するもののようです。
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バレルパーツには、はっきりとパーティングラインが残っています。2000円台のエアコキなので致し方ないですね。スライドにもパーティングラインが残っていますが目立たないようにラインを回した配置となっています。
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グリップ底にあるパーツは、P38のマガジンキャッチで後部に引くとマガジンの取り外しをすることが出来ます。
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マガジンは、フルサイズタイプの物で、装弾数は16発となります。実銃は9パラを8発装填出来るシングルカラムマガジンなので幅の細いマガジンとなります。マガジン自体はプラ製(ボトムは金属)で非常に軽量です。
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いざ、実射してみるとパコンッという音と共にBB弾が発射されBB弾がヒューと、飛んでいくのが見えます。弾速計で0.2gBB弾の初速を測ってみると大体、約48m/s(約0.23J)という結果になりました。フレームの刻印にあった0.5Jには全然及びません(^_^;) 0.5Jにする為には、初速が約70m/s出てないとダメですね。

室内約6mの距離での集弾性を調べてみると、BB弾が着弾した距離が最大で75mmとなりました。思っていたよりも距離が離れている値が出ました。色々と原因を探してみました(その一つに射手の腕なども考えられます)。すると、ある事に気が付きました。このP38のインナーバレルがプラ製ということです。このバレルが多少とも精度や性能に影響してそうです。飛距離などを伸ばす為のホップアップシステムは搭載しています。
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このP38には、スライドストップ機能はありません。画像ではテープで止めてます。

今回、トイスターのエアコキシリーズに新たにハンドガンが追加されたというので、買ってみたワルサーP38ですが、特に目新しいモデルではなく、実射性能も格段に良い訳でもありません。ただ、既に発売されているマルイのエアコキP38と比べて、細かなパーツ類が金属製だったり、実銃のフォームをマルイより再現していたり、ハンマー等が可動するギミックがアドバンテージになっていると思います。


購入価格:2200円
重量:約230g
全長:約217mm
製造国:韓国

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