KJワークス CZ P-09 DUTY ガスガン レビュー

KJワークス Cz P-09 ガスガン
このKJワークス CZ P-09を購入したのは、2015年の6月頃になります(^^;
今更なモデルですが、折角なのでレビューしたいと思います。

KSC CZ75
チェコスロバキア(チェコ)の国営銃器メーカー Cz :チェスカー・ズブロヨフカ社が1975年に発表したダブルアクションオート「Cz75」
当時、共産圏の一員だったチェコスロバキアにて開発されたCz75は、輸出することも視野入れて、NATO規格の9x19mmパラベラム弾を使用するハンドガンとして開発されました。
15連ダブルカラムのマガジンを採用しながらも、握りやすいグリップ形状、コック&ロックが可能なセフティを取り入れ高精度、高品質な仕上げなど、希少な存在(共産圏産ハンドガンとして輸出・流通されたものとしても)で評価も高く、西側での人気と価格が高騰しました。
時は経ち、ソ連は崩壊し、1993年にチェコスロバキアはチェコとスロバキアに分離、CZも民営化されて輸出も本格的に進出しています。

KJワークス Cz P-09 ガスガン
その流れで評価の高かったCZ75のバリエーションも益々増えて、2009年にはポリマーフレーム化した CZ75 SP-01 Phantomが発表。更にポリマーフレームのコンパクトモデル CZ75 P-07 DUTYが登場します。
P-07 DUTYのスタイリングは、Cz75ベースのクローンを開発・製造しているスイス SPHINX社のSPHINX 3000に影響されたとも云われています。
そして、2013年にP-07をフルサイズモデルにしたCZ P-09 DUTYが登場します。名称も変更され「CZ75 P-07/09 DUTY」から「CZ P-07/09 DUTY」へ変更されています。


KJワークス Cz P-09 ガスガン 箱
P-09のパッケージ。
パッケージは日本仕様。
ハッチが輸入代理店になっている商品で、日本向けにスライドパーツの変更や調整をしているものです。

KJワークスでは、CZのライセンスを管理するデンマークのエアガンメーカー「ASG」と契約、CZのオフィシャルライセンスを取得しています。パッケージトップにも「正式ライセンス製品」と記載。

どちらかと云えばコンパクトなP-07の方が好みなのですが、P-07が発売される気配は無くて結局、我慢できずにP-09を購入してみました。
そして、購入してから6年が経過した現在、まだP-07はモデルアップされていません。。

※今回、紹介するP-09はアウターバレルをDetonator製、メタルねじ切りバレルに交換をしています。また、ねじ切り付バレルは付属していません。

KJワークス Cz P-09 ガスガン 説明書
P-09とマガジンの他に、BB弾、ハンマースプリング、説明書、補足説明書、保証書、KJワークスカタログが付属しています。
説明書/補足説明書、カタログは日本語表記のものになっています。
保証書は既に保証期限が切れていますが、海外製でも国内の代理店によって修理やパーツ販売などのアフターサポートをしてくれるそうです。

KJワークス Cz P-09 ガスガン ハンマースプリング
小袋に入っている交換用ハンマースプリングは、本体に入っているスプリングよりも柔らかいテンションのものです。冬場などガス圧が低くなっている時に、本体のスプリングと交換して使用します。

スプリングの交換方法が詳しく紹介されている補足説明書が付いています。

KJワークス Cz P-09 ガスガン
正式ライセンスを取得しているので、本体の形状や刻印が再現されています。
ダストカバーをマズル付近まで延伸させたフレームはCZ75というよりも、CZ75のコンパクトモデルを大型化したような、ごついスタイリングです。
最近のポリマーフレームオートですが、露出式のハンマーや操作系パーツの配置などCZ75の流れを継承しつつ、他社製品の影響を受けたような角形トリガーガードなど、従来のCz75シリーズには無かった特徴が取り込まれていますね。
フルサイズになったP-09は、装弾数も増加して9mm口径だと19発というキャパシティを誇ります。

KJワークス Cz P-09 ガスガン スライド
日本仕様の樹脂製スライドを搭載しています。
傾斜の付いた独特な形状のスライドです。前後にコッキングセレーションが付いています。

KJワークスでは最初期のP-09をモデルアップしているので、商品名やスライドに「DUTY」とあります。実銃だと2014年以降からは「DUTY」が無くなり「CZ P-07/09」と名称されています。

KJワークス Cz P-09 ガスガン ダストカバー
フレーム先端左面にある刻印は実銃だと「MADE IN CZECH REPUBLIC」と入りますが、少しアレンジされて「DESIGNED IN CZECH REPUBLIC」と入ります。

KJワークス Cz P-09 ガスガン アンダーレイル
フレーム下部に一体型レイルマウントを装備。
20mm幅対応のフラッシュライトなどを装着できます。

KJワークス Cz P-09 ガスガン
本来、右面にあるはずのシリアルナンバーの刻印やプレートは省略されています。
フレーム右面のトリガー上に「MADE IN TAIWAN」とトイガンの製造国刻印があります。

KJワークス Cz P-09 ガスガン マズル
P-09のマズルフェイス。
搭載するインナーバレルは真ちゅう製で、可変ホップシステムを搭載しています。

フレームがスライドを包み込むような方式は、CZ75からの伝統的な設計ですね。

KJワークス Cz P-09 ガスガン フロントサイト
フロントサイトは、樹脂製の別パーツです。ホワイトドットが入ります。

KJワークス Cz P-09 ガスガン リアサイト
リアサイトは金属製です。
サイトの背も低く、照準線と弾道の差も抑えられるサイト構成です。
リアサイトにもホワイトドットが入ります。この3ドットサイトですが、ドットは塗装ではなく樹脂製パーツが埋め込まれています。擦ったりしても、ドットの塗装のように剥がれたりすることはありません。

スライド後端、本来だとファイアリングピンの場所に、ブリーチ固定用の六角穴ねじがあります。

KJワークス Cz P-09 ガスガン グリップ
グリップ側面にある、ユニークな滑り止めのテクスチャ。中央にCZのマークが入ります。
グリップの高さはありますが、幅は薄くてフレームの丸みを帯びたエッジ、深いカットのビーバーテールと組み合わせにより握りやすいグリップです。
バックストラップは、実銃同様に取り外しができます。ただし、交換用バックストラップは付属しておらず、現在もオプションでの販売もされていません。

グリップ後端にランヤードリングを装備しています。

KJワークス Cz P-09 ガスガン マガジン
マガジンはダイキャスト製。マガジン重量は327g。
塗装仕上げになっていて、光沢がありシックな感じです。
前面にスリットがあり、フォロアーを押し下げて、スリットの広がっている部分からBB弾を入れます。マルイのガスハンドガンと同じ方式です。装弾数は25発になります。

KJワークス Cz P-09 ガスガン マガジン
マガジン底のプレートにもCZマーク入りです。
ガスはマガジン底から注入しますが、海外製ガスガンあるあるのガスを入れている時の「シュー」という注入音が殆ど聞こえません。
ガスがちゃんと入っているのか判断しにくく、満タン具合も分からず生ガスを噴き出すのが難点です。

KJワークス Cz P-09 ガスガン 操作
スライドストップやセフティの配置はCZ75に似た配置になっています。
スライドストップの前にあるテクスチャは、両手でグリップした時に親指が当たる部分の滑り止め加工です。

セフティを上げるとトリガーと一緒にスライドもロックされます。
セフティはハンマーが起きている(コックされている)ときに稼働して、コック&ロックができます。
アンビ仕様なので、フレーム左右から操作可能。
一方、実銃では標準搭載のデコッキング機能は省略されています。

KJワークス Cz P-09 ガスガン 分解
通常分解はマガジンを外した後、フレームとスライド後端にある印(┃)に合わせて、スライドを少し引きます。

KJワークス Cz P-09 ガスガン 分解
印に合わせたまま、フレーム右側にあるスライドストップ軸を押し込み、持ち上がったスライドストップを引き抜きます。
スライドストップを外した後に、スライドを前方に押し出すと、フレームとスライドを分解できます。

KJワークス Cz P-09 ガスガン 通常分解


KJワークス Cz P-09 ガスガン 可変ホップアップ
チャンバー裏にあるねじは、可変ホップアップシステム調整ようのねじです。マイナスドライバーなどでねじを回してホップ弾道を調節します。
ホップアップ調節する毎に、工具と分解作業が必要になるのが面倒かもしれません。

KJワークス Cz P-09 ガスガン スライドノッチ
スライドのスライドストップが当たるノッチに、ノッチ削れ対策の金属製ピンが埋め込まれています。
細身のピンでちょっと頼りない気もしますが、削れ対策があるのは嬉しいですね。

海外製のガスガンですが、作動もスムーズ!ブローバックのスピードは速く、バシッバシッと勢いもあります。
リコイルショックの強さはマイルドで部類に入ると思います。
樹脂製スライドにより軽快なブローバックを体感できます。

KJワークス Cz P-09 ガスガン 実射
ダブルアクションのトリガープルは重く、シアが落ちる感覚も掴みにくいですね(^^;
でもKJワークスのP-09だとデコッキング機能は省略されているので、基本的にシングルアクションでの使用がメインになるのでダブルアクションで撃つことは殆どありません。

初速データ
使用BB弾: 0.2 g
発射回数: 10 発
最大値: 81.59 m/s(0.66J)
最小値: 76.26 m/s(0.58J)
平均値: 78.66 m/s(0.61J)

初速測定の環境
マグ表面温度(1発目):30.6 ℃
マグ表面温度(11発目):28.8 ℃
使用ガス: HFC134a


KJワークス Cz P-09 ガスガン レビュー
KJワークスのP-09は、CZが生んだポリマーフレームオートをモデルアップした貴重なガスガンです。
海外製ハンドガンに多く見られる無刻印仕様ではなくて、CZ(ASG)のオフィシャルライセンスを取得した、リアルなマークや刻印が入ります。
ハッチが代理店として輸入したバージョンだと、樹脂スライドを搭載、日本用に調整されたものでHFC134aガスでも快調に作動します。
冬用ハンマースプリングや日本語記載の説明書が付属、アフターサービスなどもあって、サポート無しの製品と比べると安心して購入することができますね。
それとは別にマガジンも日本向けのバルブに交換されていると、ガス注入も快適にできるのですが、、。
また、可変ホップの調整方法が厄介で、マガジンのことも合わせると常にシューティングで使う用に考えると弱点です。


定価:13,800 円(税抜き)
全長:205 mm
重量:約840g

【関連記事】
KSC Cz75 1st
KJワークス M9ピストル
ハドソン ジェリコ941

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 5

ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

お気軽にコメントや読者メッセージをお寄せください!
※コメントにある「お名前」、「メールアドレス」、「ホームページ」欄の入力は必須ではありません。
※当ブログ内の画像や文章を転載するのはお止め下さい。
Copyright (C) まる吉のトイガン駐屯地.