KSC M8000 クーガーF システム7 ガスガン レビュー

KSC M8000 クーガーF ヘビーウエイト システム7 ガスブローバックを紹介します。
KSC M8000 システム7
このガスガンは2015年、赤羽フロンティアにて購入したものです。
KSC製のガスブローバックガン M8000 クーガーFです。ブローバックエンジンにシステム7を搭載する07ハードキックバージョン。
また、スライドやフレームの素材に金属粉を含ませることで、よりホンモノのような重量や質感に近づけたヘビーウエイト(HW)樹脂を使用したHWモデルです。
KSC M8000 パッケージ
M8000 クーガーF システム7用のパッケージ。

KSC M8000 説明書
本体、マガジンの他にマズルキャップ、ホップアップアジャスター、BB弾、説明書が付属します。

KSC M8000 システム7 HW
従来のベレッタ・ピストルのように、スライド上部が解放されて、バレルが露出していないデザインがクーガーの特徴です。
実銃はスチール製のスライドと、アルミ合金製フレームの組み合わせとなっていますが、このKSCのクーガーはHW樹脂にて製作されているので、ずっしりとした重量感があり、触れるとヒンヤリと冷たい質感があります。

※写真に写っているクーガーは、グリップをベレッタ製のグリップへ交換しています。

KSC M8000 システム7 HW
M92よりも1回りほどコンパクトなサイズになります。スライドの設計は変わってしまいましたが、何処となくM92系の面影も残っているようにも見えますね。

KSC M8000 クーガー スライド
スライド左側にある刻印が「PIETRO BERETTA」ではなく「P ETRO BERETTA」になっています。権利の関係であえてPIETROの「I」部分を飛ばしているようです。その他にも「PB」のマークが「PP」に変更されています。
詳細は分かりませんが、苦肉の策でパッと見で気がつきにくい部分を変えたのでしょうか。

フレームの先にある刻印は、KSC固有のシリアルナンバーです。

KSC M8000 クーガー スライド
右側はリアルな刻印、プルーフマークが入ります。
バレル側面に「9 Para」と9ミリ口径を示す刻印があります。
8000シリーズは
9ミリパラ弾モデルがM8000
.357SIG弾モデルだとM8357
.40S&W弾モデルはM8040
.45ACP弾モデルになるとM8045
とモデルが用意され、M92よりも口径バリエーションが多く展開されていました。
KSC以外だとマルイのエアコキが同じく9ミリのM8000、WAが.45口径のM8045をモデルアップしています。

KSC M8000 クーガー マズル
アウターバレルはABS樹脂製です。マズルにライフリングが再現されています。
インナーバレルは目立たないように、黒染めされています。

金属製のスプリングガイドにある加工痕は、ホールドオープンしている時しか見えませんが、均一で丁寧な作業だなと思わせてくれますね。

M8000 ロテーティング・バレル
クーガーのバレル閉鎖機構は特殊なもので、スライドが後退するとアウターバレルが約30度左回転するギミックを再現しています。
ロティティング・バレル(ロータリー・バレル)と呼ばれる方式です。この方式を取り入れる為に、スライドデザインを改めて、耐久性と命中精度を高めことにも成功、更に9ミリ口径以外のバリエーションを増えて、.45口径をモデルアップできるようになったそうです。

エキストラクターはスライドと別な金属製パーツになっています。

M8000 スライド上
大きく開いていないスライド上部。ピンやファイアリングピンブロックがモールドで再現されています。
オープントップスライドでないと、従来のベレッタ・ピストルっぽくない部分かもしれません。

チャンバーに設けられた可変ホップアップ調節用のダイヤルあって、スライドを分解することなくダイヤルを回すことでホップアップ調節可能ですが、専用ホップアップアジャスターをエジェクションポートから入れてダイヤルを操作します。エジェクションポートが小さく、調整をし難いのが難点です。

リアサイトは固定式ですが、フロントサイトは別パーツなので左右に調節ができます。

M8000 サイトビュー
ホワイトのドット入り3ドットサイトです。
ハンマーを起こした時に、見えるファイアリングピンを模したダミーパーツ。ピンはダミーですが可動式で、デコッキングに連動、上回転するギミックも再現されています。ピン自体もスプリング付きで上から押すこともできます。

KSC M8000 クーガー グリップ
前後に滑り止めの縦セレーション付きのグリップ。
グリップ後ろ、手の親指付け根が当たる部分が絞られているので、M92に比べて握りやすく感じます。
グリップパネルは、ノーマルだとKSCロゴが目立つものだったのでベレッタの実物グリップへ交換しました。ちょっとの削り加工が必要でしたが、小加工(調整)をすれば実銃用グリップも装着可能です。

KSC M8000 クーガー パーティングライン
フレームのパーティングライン(合わせ目)は、綺麗に処理されています。更に研磨による、細い線状模様のヘアライン仕上げで美しい仕上がりですね。

M8000操作パーツ.jpg
操作に必要なパーツは、M92Fと同じ構成と配置。
マガジンキャッチボタンはM92と比べると大型化しています。マグキャッチを左右入れ替えることも可能です。
KSCのクーガーは”タイプF”と呼ばれる ダブルアクションとシングルアクション併用のトリガーアクション。デコッキングレバーも兼ねたセフティレバーをスライドに装備したバージョンになります。

小パーツ類は全て金属製です。

KSC M8000 クーガー マガジン
KSC M8000 クーガー マガジン
システム7系のハンドガンでは珍しく、マガジンはスチールプレート外装になっています。※ボトムプレートは樹脂製です。
マガジン前面にあるスリットからフォロアーを押し下げると、一番下でロックがかかります。樹脂製リップからBB弾を込めます。
装弾数は23発です。

※システム7以前のクーガーのマガジンとは互換性がありません。

KSC M8000 クーガー マガジン後
マガジン後面に残弾確認穴のモールドがあります。
アメリカ向けのマガジンを再現しているようで、装弾数を10発に制限されているタイプ。実物の場合、制限が無ければ9パラで15発装填可能です。

KSC M8000 クーガー 分解
フレームにあるテイクダウンレバー。レバーの下にあるトリガーガード付け根に、JASGマークの刻印があります。
フレーム右側にある、テイクダウンレバーの真下にあるボタンを押しながらテイクダウンレバーを下げると・・レバーで隠れていたKSCマークが出現します。

KSC M8000 クーガー 分解
マガジンを外してからテイクダウンレバーを下げて、スライドを前方に押し出すことで、スライドとフレームを分解できます。
スプリングガイドが貫通している、見慣れないパーツはロッキングブロックです。

KSC M8000 クーガー ロッキング
アウターバレルにある溝とロッキングブロックにある突起のカムにより、バレルが回転する動作は、実銃と全く同じ。

KSC M8000 クーガー スライド補強
スライド内側、衝撃が伝わり破損しやすいスプリングガイド穴に、金属製プレートによる補強がされています。

M8000スライド内側.jpg
スライドストップが当たる、スライドノッチ内側にも金属製シャーシがあって、スライドリリースによる削れや破損対策がされています。

ここまでスライドの耐久性にも配慮されていて良かったのですが、写真撮影の為に久しぶりに分解してみたらところ、金属製シャーシやブローバックエンジンのある、スライドの厚みの肉薄になっている所が、外側に膨らむように変形していました
購入当初は、このような変形は無かったと記憶していましたが、それほど撃ち込んでいないモデルで変形しているなんてショック。

KSC M8000 クーガー システム7
ガスを入れずに空撃ちしてみるとダブルアクションでのトリガープルは軽くて、動きもスムーズに引けます。ハンマーもパチンッと落ちて心地良いです。
今度はガスとBB弾をマガジンに入れてからスライドを引くと、エジェクションポートからチラッと連動してバレルが回転する様子が見えます。
そして、撃ってみるとバシッとブローバックと音の直後に、力強いリコイルショックが伝わります。重ためのHWスライドなのに、俊敏なブローバックで驚きます。
初速は0.2gBB弾10発で66.5~74.88m/sと、上下幅のバラツキが大きく出ました。平均初速は約70.3m/s(0.49J)です。

KSC M8000 クーガーF システム7
実銃は全金属製のスライドとフレームになっているM8000 クーガー。今回紹介したクーガーではスライドとフレームの素材にHW樹脂を使用した相性により、質感と重量もアップしています。
フレーム下面のヘアラインラインなど、樹脂っぽさを感じさせない仕上げが特に気に入りました。
ロティティング・バレルやデコッキング操作、ファイアリングピンの動きなど、可能な限りのギミックを再現しているのは流石です。
実射性能もHWスライドがガツン、ガツンと勢いよくブローバックしますし、スライドノッチなどスライドの補強も配慮されています。
ただ当方の個体では、スライドノッチは大丈夫なんですが、代わりに(?)スライドのコッキングセレーションの一部が変形するトラブルが、、。

良し悪しの部分もありますが、どちらにしてもM8000 クーガーF システム7、KSCらしさを体感できる1丁でした(^^;


税抜き定価: 21,000円(HW)、19,500円(ABS)
全長: 180mm
重量: 862g(HW)、745g(ABS)

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