S2S P990 ガスブローバック レビュー

S2S P990 パーカースライド ガスブローバックガンを紹介したいと思います。
このガスブロは2016年1月にエチゴヤのセールにて新品を購入したものです。
S2S P990 ガスブローバック
P990は、ドイツのワルサー社で初となるポリマフレームを採用したセミオートマチックピストル『P99』のバリエーションの1つです。
P99はグロックと同じようにハンマーレス型ストライカー方式を採用しつつ、今ではポリマーフレームオートにて当たり前になった、射手の手に合わせてバックストラップを交換できる工夫など、P99を発表した当初からワルサー独自の改良も取り入れています。
そのP99のトリガーアクションをダブルアクション専用にした第1世代モデルが『P990』になります。
ちなみに第2世代モデルのダブルアクション専用モデルは『P99 DAO』と名称が改められました。

S2S P990
S2SのP990はスライドの色が異なるブラック、パーカーグレー、シルバーのバリエーションがありました。
実はブラックモデルを当ブログ開設した頃に一度、レビューをしています。よろしければ合わせてご覧ください👀。

現在、S2SのWebサイトを見てみるとガスブローバックのP990はカタログ落ちしてしまったようで確認できませんでした。

パッケージのトップにも3つの色違いモデルが登場しています。
これだと、どのモデルが入っているか分からないので横に見分け用の印が付いています。
また、トップ左下に英語でWAの開発した”マグナ”ブローバックエンジンを搭載しているとも記載されています。

P1210796 (2).JPG
フタを開くと発泡スチロール緩衝材にP990本体が収められています。
本体の他にマガジン、説明書、P990のミニチュア(ディスプレイケース付き)があります。

ワルサーP990 ミニチュア
ミニチュアは1/6スケールくらいのダイキャストモデルでスライドのワルサーバナーなど細かな所も再現されていて良くできていると思います。
デザートイーグルの時もそうでしたがS2Sのガスブロには、面白いことにおまけでミニチュアガンが付属してくるんですよね。

S2S P990 ガスガン レビュー
ABS樹脂のボディはパーカライズ・グレーのスライドとブラック・フレームのツートーンになっています。
フレームは半光沢のブラック塗装仕上げ、スライドはつや消しグレー塗装仕上げです。
スライドの側面に『P990』と目立つプリントがあり「P990」の下、フレームに「6mmBB×26+1」、「SIIS」と刻印がありますがワルサーバナーなどは省略されています。刻印が浅くて細いのでチェックしずらいかもしれないです。。

トリガー、スライドストップレバー、マガジンキャッチ、グリップのバックストラップなどは金属パーツです。
P990は、ダブルアクション専用モデルを再現しているので実銃と同じくスライドにデコッキングボタン(機能)は付いていません。

ワルサーP99 ガスガン
フレームにあるワルサーの独自規格アンダーレイル、滑り台のような傾斜をしたトリガーガード前、スライドにある幅の狭いコッキングセレーション、小型のスライドストップレバーなどP99シリーズ第1世代の特徴です(写真に一緒に写っているマルゼンのP99フルサイズも同じく第1世代を再現しています)。

S2S P990 ガスガン レビュー
一方、第2世代モデルではフレームのアンダーレイルが汎用的に使えるユニバーサルもしくはピカティニ規格になり、スライドストップレバーはアンビ・大型化、トリガーガード前は傾斜を無くしコブ型に、スライドのセレーションも幅広になって面積も広がったものになっています(マルゼンのP99コンパクトや東京マルイのP99DAOは第2世代を再現しています)。

S2S P990 刻印
再びP990に戻ります。
フレーム右側面に「MODEL-P990」、「40 S&W」と製造国の台湾、輸入元のセキトーの刻印が入ります。
スライド右側面にはシリアルナンバーと思われるブラックモデルと同じ「018988」があり、その上にあるチャンバーカバーにも「018988」、「40 S&W」の刻印があります。
このP990はちょっと珍しい.40S&W弾を使用するタイプのようです!

S2S P990 スライド
スライドとチャンバーカバーは面一になっていません。
スライド右側面にモールドで大型エキストラクターが再現されています。実銃だとチャンバーに弾が装填されるとエキストラクターが動いて射手に装填状態を知らせるローディングインジケーターも兼ねています。

ホワイトドット入りのフロントサイト、リアサイトにはドットが有りません。リアサイトのアジャスタブル機能も省略しています。

P990 コッキングインジケーター
スライド後端にストライカーの一部が突き出して撃発可能かを確認できるコッキングインジケーターのモールドがあります。
実銃のP990だとトリガーを引いた時に一瞬、コッキングインジケーターが出現して元の位置に戻るようです。

スライドとフレームの中央を通るようにパーティングラインがあります。スライドトップは縦セレーションで目立たないのですが、スライド後はラインが目立ちますね(^^;

P990 グリップ
ポリマーフレームの特徴を生かし、シェイプアップしたグリップを手本にしているので握りやすいと思います。
グリップ後端のピンはランヤード取付金具も兼ねている合理的な設計です。
このピンを抜き取るとバックストラップを取り外すことができます。
バックストラップはおもりも兼ねているのか金属製となっています。

P990操作パーツ.jpg
マガジンキャッチはレバー式で左右から操作できるアンビ対応です。
実銃だとスライドとフレームをテイクダウン(分解)する時に引き下げるラッチがトイガン用セフティになっています。このセフティラッチを両脇からつまんで引き下げるとトリガーロックされて撃てません。ラッチを元の位置に戻すとロックが解除されます。
下げる操作はラッチの硬さもあって指で瞬時に操作できるようなセフティ構造ではありませんが、見た目でロックがかかっているか直ぐに認識できるメリットはあります。。

P1210856 (2).JPG
フレーム先にあるアンダーレイル。ワルサー独自規格の形状を再現、P99用のフラッシュライトやレーザーサイトを取り付ける為のレイルになります。
マルゼンのP99用レイルアダプターフラッシュライトを取り付けられるか、試してみましたがP990のレイル溝が合いませんでした。加工が必要そうです。

P990 マズル
アウターバレルのマズルにライフリングの再現があります。マズル径は約9mmで.40口径用だと少し小さいですね(^^;
そこから1cmほど奥にインナーバレルが見えます。インナーバレルはアルミ製です。
固定ホップアップ(スピン・ドライブ・システム)を搭載しています。

P990 ガスブローバック
作動ギミックは実銃方式を再現したものではなく、ガスガン用に内部構造が大きくアレンジしてあります。
トリガーアクションもダブルアクションではなくシングルアクション仕様になっています。
スライドを引いてもアウターバレルはショートリコイルせず、マズルもチルトアップもしません。
ホールドオープンした時のスライド後退もやや短いもので約28mmほどです。

P990 ノッチ欠け対策
ホールオープンは、スライド内側にある金属製ブリーチにスライドストップが当たるような構造で、スライドリースを繰り返してもスライドノッチが削れ(破損)ないような対策がされています。

P990マガジン.jpg
マガジンはダイキャスト合金製です。
残弾確認孔のモールドがマガジン横にあるのですが、16発目までの孔となっています・・。16発という事は実物だと9mm弾用(初期型)マガジンで、本体の刻印が.40口径となっている為、本来なら12発もしくは11発の孔の筈ですが、、。本体は40S&W弾、マガジンは9mmパラ弾をモデルアップしたようです(^^;

ガスガンの装弾数は26発です。マガジンリップから1発ずつBB弾を込めます。
本体からマガジンを取り出す時に何かに引っ掛るような感触があって少し取り出しにくいことがあります。

S2S P990 分解
スライドとフレームの分解をする為には、ピンポンチが必要です。
マガジンを外してからセフティラッチ前にあるピンをローレットがあるので本体右側から叩いて抜き取ります。
ピンを外した後にスライドを前に少し押し出して、引き上げるとスライドとフレームを分解できます。

※P990は、基本的に分解する必要が無いようで、説明書にも分解する方法は紹介されていません。

P1210859 (2).JPG

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内部構造を見るとマルゼンのP99と比べて、シンプルでパーツ数を抑えている印象です。それとは別にスライドのブリーチはダイキャスト合金でずっしりしものになっています。

S2S P990 エアガン
実射してみると作動は良好で搭載するエンジンのマグナブローバックらしく、バシッバシッと力強いリコイルショックが腕に伝わります。迫力もあっていいです!
一方でスライドを引いて離した時やブローバックによるスライドの作動音が、いかにも樹脂っぽいものなのが惜しいところ。

初速は0.2gBB弾10発で67.1~70.21m/sあり、平均は約68.6m/s(0.47J)という結果になりました。


珍しいダブルアクションオンリー・40S&W弾仕様のワルサーP99の外観を再現しているS2S P990は、安価ながらもガスブローバックガン特有の雰囲気や操作方法、スライドの動き体感できるガスガンです。ガスブロデビューや手頃な価格でシューティングを楽しむのに申し分ないモデルでした!


定価:税別10,800 円(グレー)、9,800 円(ブラック)、11,800 円(シルバー)
全長:180 mm
重量:600 g

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この記事へのコメント

大阪市民
2021年05月15日 03:44
こんばんは!

S2Sってマグナ搭載銃出してたんですね、知らなかった…これとマルゼンの長所だけ合わせれば至高の99ができるのになぁ…ミニチュアガンいいですね、これだけでも欲しい(≧▽≦)

こちらで紹介されて以来欲しかったアサシンようやく入手しました(^_^;。

影響されてFDEにしようかと思ったのですが、ビームスプレーガンとマキタ電動工具の両キットを先に買ってしまったのでアサシン本体は二丁とも黒にしました。今度はHILTYだったかな?赤色の電動工具キットが出るらしいですよ。
まる吉
2021年05月16日 22:37
大阪市民さん こんばんは

S2SはWAと提携していたのか、P990以外にもデザートイーグルのマグナ搭載ガスブロやベレッタM92のフル刻印エアコキなども過去に出していました。

マルゼンのP99は素晴らしいガスガンですよね。お気に入りの1丁です。あのP99にマグナブローバックを積んだら大阪市民さんの云われるように豪華なガスガンになりそうです^^

アサシン手に入れられたんですね!おめでとうございます。アサシン用の両キットを組むと、どちらもそれっぽい外観になってユニークですよね。特に電動工具は実物と見間違えそうなできで・・。
大阪市民
2021年05月19日 03:47
こんばんは!

先日はたくさん書いてしまいましたがレスありがとうございました(≧▽≦)

デトニクスの件は治具的なガイドロッド使うんですね、それなら失敗確率は大幅に減りそうですね。こういう考え方を覚えておけば他にも応用が効きそうだなと思いました(^-^ )
まる吉
2021年05月20日 22:16
大阪市民さん こんばんは

やっぱり治具あると便利ですね。
他にもジョイントアダプターが使えそうな事があれば随時、紹介したいと思います!
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