マルシン製ガスリボルバー S&W M629 クラシック Xカートリッジの紹介をしたいと思います。 最近のマルシンリボルバーというと再生産する度に価格改訂されてる(ような気がする・・)ので、ちょっと気になるモデルがあっても買おうか迷ってしまうんですよね、、。 今回、ご紹介するのはシルバーABSバージョンで定価14,800円に改定された頃のロット品です。 この記事を書いている時点の定価はブラックABSバージョンで14,800円、ブラックHWバージョンで18,800円、シルバーABSバージョンで18,800円となっています(いずれも税別、マルシンのHPを参考)。 パッケージはモノトーン調、各バージョン共通のデザインとなっています。中身が分かるように目印シールやバーコドシールで見分けられます。 内容はM629本体、Xカートリッジ6本、六角レンチ1本、少量のBB弾、取説類です。 本物のステンレス素材を再現したシルバーメッキのボディは光沢のあるキレイな仕上がりです。 元々はメダリオン入りの木風プラスチック製グリップが装着されていましたが、写真のM629はマルシンの木製グリップに交換しています。メーカー純正のグリップだったので、マイナスドライバー1つでそのままポンッと付けられました。本当はプラグリップに戻してから写真を撮ろうと思ったのですが、肝心のプラグリップを紛失!?してしまいました^^; M629は.44マグナムを使用する大型のリボルバーで、ガッチリした見た目ですね。ただ、メインのパーツがABS製ということもありカートリッジを入れないで持つと見た目に反して軽くて意外です。 マルシンのM629は4でも6でもなく5インチサイズのアウターバレルを装備しています。そのアウターバレルには、同じくS&W社のM586/686やコルト社のパイソンのようにエジェクターロッドシュラウドがバレル先端まで延長されています。強力な.44マグナム弾を発砲したときの反動によるマズルの跳ね上がりを抑えるウエイト(錘)としての役割を持つそうです。 そのバレルに「Smith & Wesson」、フルレングスアンダーラグの部分に「.44 Magnum」との刻印があります。メッキのせいか少し刻印がボヤケ気味に見えます。 バレルの反対側(右側面)に「629 Classic」の刻印があります。 マズルは、金属製の別パーツです。インナーバレルは真ちゅう製。 アウターバレルとフレームの下側を見てみるとパーティングがきれいに処理されています。見た目も良くて気持ちいいですね。 が、しかしトリガーガードの内側にパーティングラインが残っていました。。。 S&W社公認ということもありサイドプレートには、リアルなS&Wのロゴが再現されています。フレームのアドレス部分はトイガン向けに少しアレンジされマルシンとS&Wの両方のものが入ります。 ハンマーノーズが再現されたハンマー。金属製で本物同様にシングル/ダブルアクションで作動しトリガーを引くと勢いよくパチッと倒れます。 トリガー後方にトイガンオリジナルになるセフティが用意されています。写真のようにハンマーが倒れている時にセフティをハンマー側に押すとロックが掛かりトリガーが引けません。 フレーム左側面にあるサムピースをシリンダー側にスライドさせるとシリンダーをスイングアウトできます。シリンダー内側の壁がくり抜かれた安全対策済みのシリンダー。ここにカートリッジを6発装填できます。 ヨークも金属製なのでスイングアウトしてもしなることもありません。 使用するカートリッジはM29/629専用のXカートリッジです。このカートリッジの弾頭部分はアルミ、ケース部分は真ちゅう製となって1発辺り、約27gと重量感のあるカートリッジです。 BB弾は6mmのBB弾を使用しカートリッジ弾頭(先端)部分からプチプチと1発ずつ詰めていきます。 リボルバーの醍醐味、カートリッジアクションです。シリンダーにリアルな雰囲気のカートリッジ6発装填するとアクションだけでなく6発分、約160gアップと重量増の効果もあります☆ 装填アクションはもちろん、カートリッジの排莢アクションも楽しめます。 当方の個体だけかもしれませんがシリンダーのカート口にゲート痕が残っていて偶にカートリッジのリムが引っ掛かることがあります。そうなるとシリンダーを傾けただけではカートリッジが落ちてこないので、本物のように可動するエジェクターロッドを叩いてカートリッジを取り出しています^^ チャンバー上部(フレームとバレルの結合部分付近)にある穴は、ホップアップ(スーパーソニックバレル)調節用のもの。ここに付属してくる六角レンチを差し込みレンチを回してホップアップ弾道を調整します。 ガスはグリップ底の注入口から入れます。3〜5秒ほどで注入できます。 初速は0.25gBB弾6発の平均約68.1m/s(0.58J)という結果になります。 自宅内5m特設レンジで実射してみるとシングルアクションでは、ほぼ半径5cmの円にまとまり命中する精度があります。ダブルアクションで特に速射をするとどうしてもブレが酷くなり、ばらけて命中してしまいます。練習をして慣れればある程度まとめられるのかもしれないです。 マルシンのS&W M629 クラシック Xカートリッジですが、フルレングスアンダーラグを装備した珍しいクラシックを再現しモデルアップしています。雰囲気抜群なXカートリッジを使うことで、よりリボルバーの醍醐味を味わうことができるガスガンです。また、シルバーABSバージョンはステンレスを再現したキレイなメッキ仕上げでコレクションにもオススメです♪ 定価:14,800円(税別) 全長:273mm 重量:約762g(カート6発、木製グリップ装着時) |
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同じS&W・M629のガスリボでも、このマルシン製Xカート式と、クラウン製カート式を比較すると、パワーと命中精度はどの位の差が有るのでしょうかね?、興味有る処です!。 |
NSDAP 2017/11/04 11:04 |
NSDAPさん |
まるきち 2017/11/05 20:17 |
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