今回の記事は「まる吉のトイガン駐屯地」と「ダブったっていいじゃないか!食玩だもの」との連動企画です。 紹介するのは東京マルイのRCバトルタンクシリーズの「90式戦車」です。 こちらのブログでラジコンを紹介するのは初めてになりますね♪ このRCバトルタンクシリーズは、何度かの生産休止を繰り返しながらも、意外と長く販売されている製品ですね。 そして、90(きゅうまる)式戦車と言えば我が日本の陸上自衛隊が配備する74式戦車と10式戦車に並ぶ主力戦車となります。 61式、74式に次ぐ3代目の国産戦車として米ソ冷戦期に開発が始められ、74式戦車が搭載している105oライフル砲よりも火力に優れる120o滑腔砲と砲撃をサポートする各種装置を搭載し、防護性能を高めた複合装甲を採用しています。この戦車が1990年に正式化されたのが90式戦車です。この90式戦車は第3世代戦車に分類されます。 (上の画像は陸上自衛隊のHPより引用しています) こちらがRCバトルタンク90式戦車のパッケージです。1/24スケールモデルなのでパッケージだけでもかなり大きなものです。 現在、販売中の90式戦車はRCバトルタンクシリーズでは2回目のラインアップとなっています、前モデルの金型を再度見直し製作されたリニューアルしたのが今回紹介する90式戦車となります。リニューアル前のモデルとの最大の違いは90式戦車のディテールを更にリアルに再現していることらしいです(リニューアル前のモデルは持っていないので具体的にどれ程、違うのかは分かりません)。対象年齢は10歳以上となっています。 パッケージを開けてみると完成塗装済みの90式戦車が、90式戦車本体の他に付属しているものはコントローラー、戦車長フィギュア、キャタピラパーツ、少量のBB弾、マズルキャップ、取扱い説明書1式となります。走行に必要な電池などは含まれていないので別途準備する必要があります。 90式戦車本体は、発泡スチロール製のベース底よりビス2本で固定されているので+ドライバーを使って外します。 砲塔後方の左右にある受信用のアンテナは折りたたまれてパッケージに入れられています。走行させるときはこのアンテナ2本を起こしてから走行させます。 ベースから90式戦車本体を取り外し、タナカ製9o拳銃のガスガンと比較してみても1/24スケールの90式戦車の大きさが具合が分かりますでしょうか? 61式、74式戦車とは異なり、複合装甲を採用している90式戦車の砲塔は垂直に切り立っている装甲で覆われており、無骨な外観が特徴的です。車外には、各種のセンサや照準装置が配置され搭載されている射撃統制装置により高い命中精度を誇るそうです。そういった面でもデジタル化が進んでいます。 戦車本体の各部を見てみますと、塗装も綺麗でウェザリング(汚し塗装)までしてあります。車体はもちろん装備品の細部まで再現されています。 砲塔後部上面にある横風センサ(風向や風速などを収集するセンサ)が起倒式だったり、砲塔右横にある工具箱の小さなプリントなど芸が細かいですね。 砲塔上面にある車長用のハッチは開くことが出来て付属する車長フィギュアを置くことも出来ます。実際に運用されている90式戦車は戦車長の他に砲手、操縦手の3名で1両の戦車を運用しています。 砲塔のマーキングは北海道と牛に7という数字をモチーフにしたマーキンングがあり、第7師団第71戦車連隊の所属ということが分かります。さらにマーキング横にあるVの字から第5中隊の車両ということになりますね。 キャタピラはゴム製などでなく、プラスチック製の連結キャタピラとなります。また、転輪のサスペンションは1つ1つが独立して動くので、ちょっとした段差を越える時などのキャタピラと転輪の動き具合がリアルで、戦車の持つ独特な雰囲気を楽しめます。流石に実際の90式戦車の様に車体を前後に傾斜や昇降させる機能までは再現されていません(^_^;) ただし、このキャタピラアクションが難点でもありまして取扱説明書によるとキャタピラや転輪の間に異物が入りこんでしまうと故障の原因になるとかで屋外やじゅうたん上での使用は避けるようにと記載されています。 さて、ここまでは外観について紹介してきましたが、これからは動作について紹介していきたいと思います。 本体底には電源スイッチ(車体前方)と電池カバー(車体後方)があります。使用する電池はアルカリ単3型電池を8本と結構な電力を消費するみたいです。この辺りは電動ガンの様に充電式バッテリーだったら便利かなぁとも思うのですが、どうなのでしょうね。 ちなみにアルカリ単3型電池の場合だと約50分間の走行が可能とのことです。 付属するコントローラは片手で操作できるようにデザインされたものでボタンが多数配置されています。重量は約136g(電池を含まない)と片手で持っていても苦にはなりませんね。 コントローラの電池はグリップ部分のカバーを左右からギュッと押し持ち上げるとカバーを外せます。カバーを外すと配線が現れ9V角型電池(006P)を装着して使います。2万円弱もするラジコンにしては、少しチャッチな感じがする電池の収納方法です。 このカバー内は電池配線の他にも送信クリスタルが配置されていてRCバトルタンクを同時に走行させる時にクリスタルを交換出来るようになっています。このクリスタルにはバンドチャンネルが設定されていて同時走行させる時に混線しないように交換できるようになっています。 ちなみに受信側のクリスタルは、砲塔裏側に配置されています。 ちょっと複雑になっていますが、ボタンの配置は前進系、後退、旋回系、砲塔アクション系に分かれています。 前進系のボタンですが、このボタンを押すとラジコン本体が前進します。ボタンの配置はスピードによって1は低速、2は中速、3は高速と3段階に切り替えることができます。 後退ボタンは、ボタンを押すとラジコン本体が後退します。 旋回系ボタンは右折・左折前進と右折・左折後退があり、前進旋回は2段階スピード、後退旋回は1段階スピードとなっています。また、左右別のボタンを押すと車体を超信地旋回させることも可能です。 砲塔アクション系のボタンを使うことで砲塔を左右に320°まで、砲身は上下に20°まで可動させることがコントローラで出来ます。 砲塔内には、電動エアガンのシステムが搭載されておりBB弾を発射させることが出来ます。 トイガンのメーカーだけあって、セフティ機能も備わっています。まず、主砲発射ボタンの他にコントローラ裏にあるセフティボタンと砲塔の砲手ハッチ内にある主砲発射スイッチを入れないとBB弾は発射出来ないような安全機構が装備されています。 BB弾の装填は主砲発射スイッチが配置されている砲手ハッチ内にジャラジャラと入れます。 砲身内にはアルミ製のインナーバレルとホップアップシステムを搭載しており25m以上の飛距離があるそうです(取説によると)。 主砲の連射速度は秒間約1発で、測定機を使って測った初速は約31.3m/s(約0.05J)でした。主砲を発射すると連動して防盾の照準器部分のランプが赤く光るギミックがあります。 ここで気になるのが実際の90式戦車が搭載する120o滑腔砲の初速です。調べたところ90式戦車が搭載する120o滑腔砲から発射される砲弾は1500m/s以上という初速が出るそうです。 室内で、いざ動かしてみると重厚感ある車体が機敏に動き回る姿は、正に第3世代戦車らしいものです。キャタピラ走行や超信地旋回にコントローラで操作できる砲塔・砲身の旋回や上下に主砲発射など戦車らしいアクションは子供だけでなく大人も楽しめるものだと思います。 また、ラジコンとしてだけではなくボディは塗装済みのウェザリング加工まで施してあり細かなパーツの再現具合も良くてラジコンとして動かさない時は1/24スケールのディスプレイモデルとして部屋に飾ってみるのも良いかもしれませんね。 全長:約41p 全幅:約14.5p 全高:約12.5p (いずれも受信アンテナ含まず) 定価:19000円(税別) ラジコン本体・コントローラはいずれも中国製です。 |
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90式ですか!! |
うsp 2013/01/10 23:53 |
うspさん// |
まるきち 2013/01/11 21:43 |
この東京マルイの90式って、実際にゴジラ映画の劇中ミニチュアとして使われたんですよね。 |
特撮ファン URL 2015/01/01 20:50 |
特撮ファンさん// |
まるきち 2015/01/04 00:46 |
レスありがとうございました。 |
特撮ファン URL 2015/01/06 21:54 |
特撮ファンさん// |
まるきち 2015/01/07 22:08 |
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